2020/05/16 椿原正和

１　アフターコロナ

コロナ禍後、日本の教育環境は大きく変わると予想される。

ようやく世界標準に近づくと言ってもよい。
現在、教育現場の最大の課題は、オンライン授業だ。
機器の導入から操作、コンテンツ、授業撮影と一気に準備を進めている自治体も増えている。
実際にオンライン授業が始まる。最初は、子どもたちも興味関心も高く、集中する。
しかし、それも長くは続かないだろうと予想される。
次のステージが、オンライン授業の「教育技術」の重要性が認識される段階となる。

２　「オンライン授業」に対する基本的な考え・方向性

ここで、「オンライン授業」に対する基本的な考え・方向性を述べる。

（１）オンライン授業と通常の対面式の授業は同じではない。
（２）オンライン授業と通常の授業の違いを明確にする。
（３）オンライン授業には、通常の授業とはちがった「教育技術」が必要となる。
（４）オンライン授業が目指すのは、「双方向型授業」である。