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実績紹介

弟子屈町立川湯小学校:授業

1 期日

2022年3月8日

2 参加者

13名

3 内容

全国学力調査問題を使った情報処理能力育成の授業

4 感想

子どもの感想
① 今回のオンライン授業は、進むのが速くて難しかったけど、慣れてくると楽しくて、またやりたいと思いました。素早く書くのと読むのが苦手だったけど、これからは自信をもって「得意!!」と言えます。あと、情報処理能力やトピックセンテンス、新幹線読みを活かして、6年生になったときにテストや授業を頑張ってやっていきたいと思いました。ありがとうございました。
② 今までは、文章問題が苦手だったけど、今日先生に教えてもらって、問題が簡単に感じた気がします!今回学んだことをいかして、これからも頑張りたいと思います。今日はありがとうございました!
③ トピックセンテンスを使って、20秒で全体を読むやりかたがわかりました。〇で囲んだり結んだりするのが、情報処理の力だったのかと思いました。今日はいろんな力がつきました。
④ 授業を受けていて、自分には文を読み取る力が全然ない!と感じました。でも、どうすればよいのか、いろいろなことを知れてよかったです。もっと頑張ろうと思いました。ありがとうございました。
⑤ ぼくは、すばやく字を読む力がついたと思います。あと、反応の早さも身についたと思います。熊本から、僕の書いた字が見えると言ってもらってびっくりしました。ぼくは、字をきれいに書く力をつけたいです。
⑥ 私は、時間のない中どうやってこんなにたくさんの文章を読むのかがわかりませんでした。でも今日、早く読解する力を身につける方法を知りました。少しは読解能力がついたかな、と思いました。これからは、反応の早さと、新幹線読みをもっと身につけたいです。今日はありがとうございました。
⑦ 〇をつけたりするときに、にこにこ先生が秒読みをするので、最初は焦りましたが、慣れてくるとそれが楽しくなりました。45分すごく集中して文章に向き合えました。テスト用紙に書いている問題は、どれも意味があることがわかりました。反応を早くすると頭もよくなることを知って、これからも反応を早くするようにしたいと思いました。ありがとうございました!
⑧ 45分があっという間でした。45分だけだったのに、それだけの時間で、文章を読む力がついたように思いました。「○で囲む」は、めっちゃわかりやすかったです。後は、もう少しにこにこ先生の早さについていきたかったなあ・・。もっと、がんばります!
⑨ 〇で囲んで、線で結ぶことで、答えがわかりやすくなりました。そして、早く読むことで、頭の回転も速くなることも知りました。新幹線読みが楽しかったです。長い文章を読むのはとても苦手ですが、「読む」と思わないで、「囲む」とか「つなぐ」と思えばいいんだと思いました。また、授業を受けたいです。ありがとうございました。
⑩ 情報処理能力をつけることが大事だとわかりました。トピックセンテンスを読むこと、あと、○で囲んで線で結ぶこと、結べないときはエアーラインをすることがわかりました。60万人ができなかった問題にチャレンジしていると思うと緊張しました。もう一回、自分で問題を解いてみて、ちゃんと一人でできるかやってみたくなりました。
⑪ 書く力、早く読めたから、読む力がついたと思います。もっと頑張って、読み取る力をつけたいです。にこにこ先生の教え方が良かったので、とても理解できたし、聞き取る力もついた気がします。エアーラインを使って、いろんなことをつなげばいいんだ!と思いました。
⑫ 緊張して、ドキドキしました。でも、たくさんほめてもらえて今度はうれしくなりました。「早い」と言われると、もっと早く反応したくなりました。私は、一度この問題に取り組みましたが、このようなやり方はしなかったので、もっと早く知っていればよかったと思いました。まちがえた60万人の一人だと思うと、くやしくなりました。問題の文を穴埋めするように答えればいいということを知り、中学校に行っても役に立ちそうだと思いました。今日はありがとうございました。中学校でも、国語は苦手だけど、頑張ります!(6年生)
⑬ 名前を呼ばれると、ドキッとなり、背筋が伸びました。でも、「合格」と言ってもらって安心しました。早く読むと、ゆっくり読むより頭に入る気がしました。文章から答えを探すより、図から答えを探す方が簡単でした。「その」とか「この」が何のことを示しているのかを決めるのが、自分は苦手だと思いました。でも、声に出して早く読んで、丸く囲ったり線を引いたりしながら答えを探すことが出来ました。ちゃんと答えると、文字数はちょうどよくなるのだから、文字数を気にしなくていいことを初めて知りました。今日はありがとうございました。(6年生)

参観した教師の感想
■本日は大変ありがとうございました。 ①指導技術 テンポが速い・一度に一指示・確認の仕方にバリエーションがある(ので、子どもが惰性に陥らない)・確認と同時に評価 ・評価は基本的にプラス評価 など、オンラインでなくても有効と感じる指導技術をたくさん見せていただきました。 
② 情報の読み取り方 説明文の情報の読み取り方について、ワンステップずつ言語化していただいたことで、明確に感じた子どもが多かったのではないかと思います。特に、問いの文の形をそのまま解答に生かすという手法はわかりやすいと思います。(校長)
■1指示1行動、子どもの活動をそろえる、できたら確認、すぐほめる、挙手、指さし、立つ、声に出す、線で囲むなど、様々な活動で子どもを動かし続けることなどなど、授業の基本となる教師の働きかけが今日のオンライン授業の中につまっていたと感じました。文章の読解については、大人はさらっと読めてしまい気づきませんが、ここまで細かく分解して丁寧に教えて下さったことで、一つの文章を理解し、回答することの中に様々な技術が詰まっていることを痛感しました。その一つ一つの技術を教えなければ、全員の読解力を高めることはできないことがわかりました。ありがとうございました。(教諭)
■情報処理能力というキーワードが印象に残りました。私自身も、普段の授業でこの力を身につけさせたいと思っていますが、なかなかうまくいきません。今回の椿原先生のオンライン授業を通して、問題に向かう「姿勢」と「スキル」を学ぶことが出来ました。自分の授業を比べたときに、圧倒的に作業量が多いはずなのに、的確な指示や、できたかどうかの確認を何度も行っており、子ども達が一層集中しながらも、置いて行かれないような工夫がされていることがわかりました。オンライン授業だけではなく、普段の授業でも取り入れられることがたくさんあったので、どんどんチャレンジしていきたいと思います。今日はありがとうございました。(教諭)
■授業後、子ども達の第一声は「はぁ~~、疲れた!!」でした。とても集中していたのだと思います。放心状態の子ども達に「こんな勉強が毎日続いたら・・?」と声をかけると、口々に「すごいことになる!」「天才になれる!」「読解力が絶対につく!」「スラスラ問題が解ける!」と話し合っていました。子ども達の感想を読み、驚きました。たくさんの子が「もっとこうなりたい」という意味のことを書いているのです。「楽しかったです」「ためになりました」といった過去形でなく、未来の自分は、今よりももっと情報を処理する力をつけていたい!という意欲を書いています。中には、早いテンポについていくので精一杯だった自分を悔しく感じている子どももいました。もっと早く読みたい、もっと早く反応したい、情報を自由に読み解き、60万人の6年生が間違えたという問題を、次は自力で解きたい。そういった「次の意欲」を持たせてくれるにこにこ先生の授業の秘密は何だろうかと、感じました。降り注ぐような力強いほめ言葉と、この方法でやれば、苦手な自分にもできそうだ!という見通しを持たせる指導力が、子ども達をこんなに前向きにさせるのだと思います。今日学んだスキルを、もう一度子ども達と確認して、次の学年に引き継ごうと思います。3月のこの時期、中学生になる6年生も含めてこのような体験ができたこと、本当にありがとうございました!(担任)

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