1. HOME
  2. 実績紹介
  3. 上市町立陽南小学校:指導力向上研修会

WORKS

実績紹介

上市町立陽南小学校:指導力向上研修会

1 期日

2021年2月8日(月)

2 参加者

4、5年19名
教員11名
町議2名
町教セ1名
他からの接続32団体

3 内容

【授業】
令和2年度全国学力学習状況調査国語大問1
【講演】
1読解力に対する誤った認識
2中教審答申のポイント
3全国学調に求められる情報処理能力
4「図読法」による物語文の読解
5説明文の構造的読解
6読解力は全教科で育成する
7基礎学力は教材で決まる!

4 感想

■オンライン授業を、実際の子どもたちを相手にするのを参観するのは初めてのことでしたので、とてもいい勉強になりました。終始、笑顔で授業されていること、細かな確認の指示があること、力強い褒め言葉があること、まるで、初めて相手にする子どもたちではないかのようでした。また、講演では、読解力について詳しく教えていただき、明日からの指導に大いに使えそうだと実感しました。今、モチモチの木を扱いはじめたところですので、図読もやってみたいと思いました。今回、本校は振替休日でしたので、自宅から1人での受講でしたが、学校の先生方にもオススメして、次回はみなさんで学べるといいと思ったので、勇気を出して声をかけてみようかなと思います。

■スキルと捉え指導法を確立されたことに、感動しました。実技もあり、分かりやすく勉強になりました。授業がしたくなりました。

■「じどう車くらべ」で、自分自身うまくいかなかったと感じていた点が、すっきりしました。今年度あと1つの説明文教材の指導でさっそく活かしていけたらと思います。

■授業の中で子どもたちに対して、認め、励ます言葉がけをしながら、明確な指示をされていたことが印象的でした。文章を構造的に理解することの重要性について改めて考えることができました。

■子供たちが全国学調の国語(算数についても)問題文が読めない、問題を理解していないということ、文章での記述の問題については、最初からやる気が出ていないということを感じていました。以前、リーディングスキルテストに関する研修会に参加したときに、教科書が読めない(理解できない)ということについて問題提起されて、それに対してどのようにしていけばよいのかと課題に思っていました。今日の講義で「構造的に読む力」を付ける、情報処理能力の指導をシステム化するという話がありました。まさにその通りだと思いました。今日の講演をもっと多くの先生方に見てもらいたいと思いました。来週も楽しみです。

■先生に教えていただいた読解の仕方は目からうろこでした。手順をスキルとして教えることで、どんな教材文でも読み取れる力を付けるということに感動しました。わたしの力ではすぐに全てを取り入れることは難しいですが、できるところから実践していきたいと思います。

■まず自分の「読解力」の捉え方を見直さなくてはならないと感じました。単なるテストのためのスキルではなく、情報活用能力を身に付け、思考力・判断力・表現力をセットで高めていくことの大切さを感じました。一人一人の活動を丁寧に確認し、コメントを加えながら笑顔で対応していらっしゃる姿が印象的でした。オンラインでやっていることを忘れさせるような授業展開でした。4年生の子供たちが、しっかりと授業についていっていることも驚きでした。

■教員歴3年目で、去年は5年生、今年は6年生をもたせていただいているのですが、学力調査をどのように扱えば子供たちによい指導ができるのか、効果的に生かせるのか困っていました。また、自分自身が国語科や読み取りが得意ではありませんでした。今回、少しでも悩みが解決できたらいいなと思い、参加させていただきました。椿原先生の指導方法は、簡単にできる活動なのに、気付いたら子供が答えにたどり着いていたり、大事なポイントがたくさんちりばめられていたりと、自分も子供たちと一緒にやってみたいと思うものばかりでした。今後の指導に生かしていきたいと思います。

■教師の経験や感性で教えるのではなく、確かな裏付けをもって教えることができれば、これから若手の教員が増えてきますが、資質を高めることにつながると思いました。今日は、本校の若手教員と参加しました。具体的な実践を交えて教えていただき、とく分かったと思います。それと、教務主任として、情報教育のカリキュラムマネジメントをしていかなければならないと改めて感じました。がんばります。

■本文に丸を付けたり、線で結んだりすることで構造が分かりやすくなり、本文の理解につながることを実感しました。文章の構造をとらえることが、読解につながっていると思います。

■PISA型読解力について理解していなかったということが分かりました。今日は、全国学力調査の問題で少し理解ができたように思います。授業づくりの視点として今後活用していきます。また、本校にも一人一端末が納入され、いよいよICTを文房具として使う時代がやってきました。オンライン授業もやっていかなくてはならない状況になったときにも、今日の進め方を参考に、本校の先生方にも広めていきたいと思います。

■「構造的に読む」ことを視覚的にも分かりやすく教えてくださり、大変参考になりました。また、文章読解力を身に付けるには、語彙力、文章力を身に付けることが大前提であることも大変勉強になりました。校内研修で、本校の教員にもぜひ伝えたいと思います。

■椿原先生は、本当にずっと笑顔で授業をされていました。そして、「もう手が挙がった。すごいねー」「作業が速いねー。速いのは力のある証拠」などと、シャワーのようにほめていらっしゃいました。全体にほめるだけでなく、初めて出会った子供の名前を呼んで指名したりほめたりしていらっしゃいました。子供相手のオンライン授業を行うどころか、見ることもまだほとんどない現場です。そのような状況の中、今日トップレベルのオンライン授業を拝見できただけでも、大きな学びでした。以前、椿原先生の全国学テ国語の講座を受け、今年度校内研修で一部を伝達しましたが、今日の講座をぜひ同僚の先生方に受けていただきたいと思いました。椿原先生の実践にはエビデンスがあるので、説得力が違います。講演もとても分かりやすかったです。「全校学テで求められているのは情報処理能力」というお話、ストンと胸に落ちました。だから情報を探し出す力を付けなければならないのですね。次回は校内の会議があるため参加できませんが、第3回のとき、できるだけ参加を促してみます。

■オンラインでの授業を参観し、対面での授業以上に笑顔を絶やさず、褒める、認める、即時評価することが大切だと感じました。

■読解力向上のために、系統的にスキルを身に付けさせるという点が今まで少し曖昧だったように思います。子供たちが確実に読解のスキルを身に付けられるよう、基礎的読解力指導法や図読の方法等、指導を工夫していきたいと思います。読解力を子供たちに身に付けさせることばかりに目がいきがちでしたが、椿原先生の講演を聴いて、語彙力や文章力も大切だということが分かりました。昼学習などの時間を使って、継続して指導していくことで、少しでも文章能力アップにつながればいいと感じました。

■私のクラスの子供たちも長文問題が苦手です。その意識を軽減できるように読解力をスキルとして教えたいと思いました。

■先生の褒め言葉やテンポのよさで子供たちがどんどん集中して問題を解いていく姿を見て、とても勉強になりました。早速、明日からの授業に生かしていきたいです。

■思考力・判断力・表現力を別々ではなくひとくくりで捉えるという言葉に納得しました。文章問題でそのやり方をわかりやすく説明いただき、ありがとうございます。これから行われるであろうオンライン授業ということでの授業者の構えを教えていただいたことにも感謝です。

■初めてLIVEで拝見し、オンライン授業の高い可能性を感じました。

■素晴らしい研修でした。富山県下のたくさんの先生方が聞かれているという事実に、なんとも言えない感動を味わいながら参加しました。作業をさせることがなぜ大事なのかが、すとんと落ちました。早速担任している子供たちに追試をします。また、このような効果が大きい指導法を同僚へできる限り伝達をしていきたいです。

■情報活用能力や読解力をスキルとしてとらえ、指導していくことが必要であると学びました。

■貴重な講演会に参加させていただきありがとうございました。大変有意義な時間でした。「じどうしゃくらべ」の教材にについてですが、確かに子供にとっては「ぴったり」こない文章で混乱を招くのは当然だと思いました。1年生初期の段階でしっかりと指導することは大切だと思いました。授業をするならば、そういった「ノイズ」があるということを教師として知っておくだけでも子供への対応の仕方が変わると思いました。その上で、世の中にはそういった多様な表現の変化がある、似たような表現を見付けるという思考も大切になってくるのかと思いました。

■情報活用能力の育成というところが、とても腑に落ちました。今年の大学入試の共通テストも情報活用能力が問われているように思っています。子供たちにどの教科でもその力を付けていきたいと思いました。今日早速、一年生に国語で「ぴったり合うように」と授業を行った。リライトの指導をしました。

■文に線を引いたり内容の整理や要約をしたりする活動を日々の授業で積み重ねながら、読解力、情報処理能力の習得を目指していきたいと思います。

■構造的読解の必要性の入り口が見えました。一見、解法スキルのように捉えられてしまうかもしれませんが、文章をどのようなつくりになっているか見える化し、自分で要約できるようになることが読解力だということを実践的に学ぶことができました。また、リモート参加させていただいたことにより、BYOD時代には、これまで以上に狭義の学習規律が大切であることが体験できました。さっそく2月8日の新聞の記事をもとに先生方にお知らせしたいと考えています。

■椿原先生の講義のスピードが絶妙でした。子供で例えるなら、手遊びできず、必死で聴かなければならず、適度なところで一息付ける・・・。私も話し方スキルを真似したいです。早速、授業の中で「丸を付けて線で結ぶ」を用いました。文章読解力をつけるための「3ステップ」のそれぞれのスキルを一つずつ身に付けていくために、先生の教えを参考にしてぶれずに指導していきたいと思います。高学年の教材文でも「教材のノイズ」を教材研究しておくことが大切だと思うのですが、忙しい日々に言い訳をしてそこまでたどり着けない自分がいます。ここは!というところは、がんばっていきたいです。スキル百玉そろばんは、視覚的に数の合成・分解が分かりやすく、スイッチが入るようなパチンという音など、本当に使いやすいと思いました。

■昨年度まで担任をしていましたが、オンラインでの授業は一度もしたことがありませんでした。今年度、オンラインでの研修会には参加していましたが、実際に授業を見せていただき、また、研修に授業形式で取り組ませていただき、オンラインで授業を行うというイメージがもてるよい機会になりました。

■スキルを教えることの大切さを感じました。

■熱意をもって研究しておいでの姿に心打たれました。先生の姿勢を見習いたいと思います。

■学力調査に関しては、読み解くテクニックを教えていただきました。どのように読んでいくと、解くことができるのかが分かりました。子どもが解くためには、教師が解き方を教えることが必要だと感じました。物語文の図読の方法は、分かりやすかったです。登場人物の変容を考える際に、図に表すのは見たことがありましたが、場面毎に表すのは初めて見たので、子どもの支援として効果的だと思いました。チャレンジしてみたいと思います。今回は、1日だけの参加となりましたが、また椿原先生の研修会に参加したいと思います。

■全国学調に取り組む子供たちの様子を見ていて一番感じていたのは、「どこを見ればいいか分からない」という実態でした。今回の椿原先生の実践にあるように「丸で囲む」、「線で結ぶ」といった単純な作業であっても、それを積み重ねることで子供たちの「情報を見つけ出す力」が伸びることが分かりました。今後の実践の参考にさせていただきます。

5 写真


 

 

 

実績紹介