島根県 奥出雲町立馬木小学校:校内研
1 期日
2024年6月10日(月)
2 参加者
7名
3 内容
① 5・6年生 国語「作文指導」
② 公開授業参観と助言
③ 講話「新時代を生き抜く子どもたちに読解力を付けるには」
4 感想
【教職員感想】
授業のテンポの良さがとても印象に残った。いつも自分で授業をすると手持ち無沙汰になってしまう児童が出てきてしまい、無駄な時間を過ごさせてしまうことが多々ある。早く終わった児童のことを常に頭に入れて置き、学びを途切れさせないようにしたいと感じた。講座のお話では、授業の導入5分を書き出し、朱書きをしていくという練習方法に驚いた。あれを毎日続けておられた先生がいらっしゃると聞き、教師たるもの学び続ける姿勢が大切だと感じた。教師の努力は子ども達の力につながっていくと改めて感じた。今後も子ども達のために新しい活動の導入、自己研鑽などに励んでいきたい。
作文指導についての授業では、スピード感ある授業展開の中、子どもたちが視写したり、自分で作って文を書いたりと作業時間がたくさんあり、子どもたちが集中して一時間学習している様子が印象的だった。研修会では、作文指導のポイントについて「会話文を3回続けて書く」「5~10分間の出来事を書く」「最後の一文は動作の継続を書く」「題名を長く書く」など具体的に教えていただき、参考になった。昨年聞いたことも講話の中にあったが、忘れており、何度も話を聞かないと自分自身身に付かないことを実感した。
無駄のない指示や間、意図的な教材や学習の展開により、子ども達が集中を切らさず作文のポイントをつかんでいる様子が印象的でした。試写をする大切さや長文を書く力を伸ばすポイントなど参考になりました。
テンポよい作文指導でした。印象に残る作文の書き方を教えてもらったので、今後の児童の文章の変容に期待したいと思いました。書いた文章を音読してみるアフレコ作業もおもしろいと思いました。読み方ひとつで躍動感が一変することも感じ取れました。
公開授業では、椿原先生の指示が短く、ポイントを押さえた言葉で、子どもたちにとって分かりやすいと感じた。また、笑顔で温かい声がけをされるので、子どもたちが集中して学習に向かっていた。たくさんの意見を拾う指名の仕方や、発表した子への言葉がけも参考になった。作文が苦手な子も前向きに活動に向かえる学習展開で、最後にノートを開いて見せる顔がどの子も満足そうだったのが印象に残った。
昨年の研修でも感じたことだが、指示が短く的確で、ノートに書く、書けたら立つ、立つということは発表すること、次は読む練習・・・と動きや賞賛の言葉を交えながらテンポよく授業が進んでいく心地よさを感じました。児童も瞬時に対応し、集中して学習していたと思います。ノートに書く時に、「一行開ける」「指で行をなぞる」という指示を行うことで、全員が迷うことなく書くことができていました。他にも視写するときに「。」「、」も言いながら行うことで書き落としがなく書けることなど、普段の授業の中ですぐに使える技を教えていただきました。作文は苦手だという児童の思いを聞くことからスタートしましたが、「書き出しの工夫」や「文を長く書く工夫」を指導していただき、実際に自分で書く体験をしたことで、作文へのハードルがかなり下がったのではないかと感じました。研修会では、授業中に子どものどこを見るのか、ということについても話をお聞きし大変勉強になりました。