相良村教育委員会:校内研
1 期日
2024年7月8日(月)
2 参加者
合計63人
児童23人
教職員32人
教育委員会8人
3 内容
相良村小中合同研修会(相良村教育アドバイザー事業)
1 相良南小授業参観
2 示範授業(解説型授業)
3年国語「夕日がせなかをおしてくる」
3 講演「学力をつける授業づくり」
4 感想
・椿原先生が示された「確・丸・目・統・褒」が授業中たくさん実践されており、子供たちの姿が変わっていきました。改めてこの5つは欠かすことのできないことであると再認識しました。詩の学習では、まず音読のポイント(口、笑、リズム)で子供たちの声がリズムよくなり、音読の力が一瞬で付いたようです。また、視写では、一人一人ができているか確かめながら指導されていました。先生の発問も精査されており、子供たちが自然と叙述に着目するような展開でした。授業の中で、子供が「動く」場面と、「静かに」考える場面があり、メリハリのある授業だったように思います。先生がおっしゃるように、このような指導法ですと、個人差が出ないし、誰一人取り残さない授業になると思いました。先生の授業から多くのことを学びましたので、自分の学級の実態に応じ、取り入れるところを取り入れさせてもらい、子供たちの学力向上につなげたいと思いました。
・子供たちの声や顔がだんだん変わっていったのが分かり、子供たちの意欲の高まりが感じられ、自分のクラスではどうだろうと振り返ることができました。テンポよくスピーディーなのだけれど、一つ一つていねいで、時間がかかっていそうでかかっていないところが、とても参考になりました。講話では、今の子供たちに必要な能力を身に付けさせるために、授業改善を校内で進めていかなければいけないと思いました。新旧教科書を比較すると、これから求められる能力に気付くことができるということで、教科書の大切さを再確認できました。「担任は一年で終わる。次の学年は0から」にならないように、校内で統一すべきこと、段階をおって身に付けていくこと等、しっかり研究して進めていきたいと思いました。
・まず、授業開始前に学習用具の確認をリズムよくされていて、学習環境の整え方を学ぶことができました。また、全体的に授業のテンポがよく、スムーズに進んでいく様子が素晴らしいなと感じました。そのため、とても濃い45分間の授業だったと思います。授業中に子供たちを褒める回数やほめ方なども的確に短く子供に響くように褒めることをされていて、とても勉強になりました。講演では、教師の笑顔や目線など、授業時の立ち居振る舞いの基本などから、確認や丸つけ、褒めるなど子供たちと共に授業を作り上げ、誰一人取り残さない授業をするために大切なことをたくさん学ぶことができました。さらに、前の教科書と現在の教科書において、どんなところが変化したのか、それに伴いどんな力をつけていかなくてはいけないのか等を学ぶことができました。今回の講話の全てをいきなり実践することは難しいと思うが、少しずつ自分の授業に取り入れて授業力向上を図っていきたいと思います。
・「誰一人取り残さない授業」のとおり、子供たち一人一人に目を向け、言葉かけを行い、全員ができるように、様々な工夫を取り入れて授業を行われており、とても参考になりました。今回の授業を参観して、改めて授業の準備の重要性を感じました。ただ教材の準備だけでなく、どのような声かけをするのか、授業中の規律をどうするのかなど、様々な準備をしていくことが必要であると感じました。これからの授業実践に向けて、自分の授業を見直し、改善していきたいと思います。
・学習規律において妥協を許さない雰囲気とほめる時にはしっかりほめる雰囲気が同居している授業で、子供たちが45分間集中して取り組んでいる姿を見て、大変勉強になりました。また、授業をしていると、個人差がどうしても出てしまい、その埋め方や対応の仕方も参考になりました。講演では、新しい教科書に対応できる見方・考え方を研究しなければと痛感しました。「教師が自分の信念を貫くこと」「子供の力を信じること」という言葉が心に残りました。授業の組み立て方(教材研究)についての話をもっとうかがいたかったです。本日はありがとうございました。
・小学3年生の国語を、いつ教材を作られたのだろうと思うくらい、テンポよく、子供たちを導いておられ、改めてすごいと思いました。確認、丸付け、目線、統率、褒めるを45分間に分かりやすく見せていただきました。「夕日がせなかをおしてくる」の題材は、とても深い内容であるし、想像力がないと普通に読んでいても理解できないと思いました。また「小惑星」と答えた男子がいましたが、私は「星」だと考えていました。正解はどうだったのでしょう。「規律」という言葉は授業の中でつくっていくものだと言われました。また、否定せずに認め合いながら楽しい授業づくりとコーディネートをしっかり行っていかなければいけないと改めて思ったところです。