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WORKS

実績紹介

西条市立神戸小学校:校内研

1 期日

2023年9月26日(火)

2 参加者

28人

3 内容

1 1年生「くじらぐも」第1時 師範授業
2 4年生「ごんぎつね」第1時 師範授業
3 講演 物語教材の読解指導の在り方

4 感想

<1年生>
・ 指でなぞって読んだのが楽しかったです。
・ 長かったと思っていたのに、楽しかったです。
・ 最初に、楽しい言葉を読ませてくれてありがとう。(話す聞くスキル)
<4年生>
・ たくさん褒めてもらえてうれしかったです。
・ 自分の意見を言うと、「そうだよね」と言ってくれました。自分の意見を言うことは大切なんだなと思いました。
・ → を使うとわかりやすくなることが分かりました。
・ ごんは、いたずらをしたと思っているけど、村の人にとっては、大きなことだったのがよくわかりました。
<教員の感想 他校13名含む>
・ 生活面で必要なことを授業の中にもテンポよく組みこみながら、全体の統制をしっかりとって授業が展開されていて心地よく見させてもらいました。授業後の子どもたちは、口々に「楽しかった」と笑顔で言っていました。授業の内容が分かった喜びとほめられるうれしさが伝わってきました。本当にありがとうございます。
・ 教材研究をして、図読法を取り入れた授業をしていきたいと思います。確認をするのは褒めるため、ということをあまりしたことがなかったので、心がけていきたいと思います。このような考え方、指導法を教授していただく機会をありがたく思います。
・ 改めて「見る」ことの大切さを実感しました。授業中、椿原先生の視線に着目すると、ほとんどの時間子どもたちの方を見て、その都度確認し、褒められていることが分かりました。それによって、子どもたちは緊張感を持って授業に臨み、先生のスピードについてこられていたのではないかと思いました。普段の自分自身の授業を振り返ると、授業を進めることに手いっぱいでなかなか子どもたちの様子を「見る」ことができていなかったと思いました。明日からの授業では、改めて自分自身の「見る」という行為にフォーカスして、今まで見えていなかったものを見ようとするよう努めたいと思いました。前回もそうでしたが、子どもたちの様子を見ていると、自分の心に火がついて、もっといい授業をしたい、子どもたちをさらに成長させたい、という気持ちが高まります。この気持ちを忘れないよう、日々の授業をしていきたいと思います。
・ 今回の講義で最も印象に残ったのは、ワークシートは50%埋めて作るということです。これまでは、子どもたちの自由な発想を大事にしようという意図で空白の多いワークシートを作っていました。振り返ってみると、学習がしんどい子たちのワークシートは、周りの子たちの意見を聞いて写すだけ、になっていたと反省しました。今回の授業では、図読法を用いて授業をされており、少しずつステップアップするようなワークシートの作り方をされていたので、学習がしんどい子たちも自分で考えながらワークシートに書き込むことができていると思いました。授業の初めから終わりまで、誰一人取り残さない、そして、授業中も積極的に活動に参加できる授業の在り方を追究していきたいと思いました。5%の授業改善、頑張ります。
・ クライマックスを検討する実践をよくしていますが、意見がまとまらず苦労していたことがよくありました。いつからか、納得解として複数を認めることもヨシとするようになりました。先生のお話にも紹介されていて、少し安心しました。配当時数が少ない中で、図読法で教材研究をすればおのずと力のかけどころが見えてくると感じました。6年やまなしで実践してみたいと感じました。ごんのいたずらを考えさせる場面で与えたスキーマで、子どもたちの目の色が変わりました。ハヤブサとガンのくちばしや足、その写真一つで読みがぐっと深まることを感じました。経験に乏しい子どもたちにスキーマを増やすための工夫や仕掛けが必要だと強く感じました。以前に別の学校で参加させていただいたときは学力調査について、今回は物語についてでした。説明的文章について先生の本で勉強したいと思います。ありがとうございました。
・ 授業は教師の授業力がやはり問われるんだと強く感じました。45分の授業があっという間に感じたこと。終わった後の子どもたちの「あ~楽しかった!」という声と満足した表情が今日の授業の子どもたちの満足感を物語っていました。昨年3年生の「もちもちの木」で図読法をしてみました。椿原先生のようにはできませんでしたが、それでも子どもたちに力がついたことを今までより感じました。もっと使いこなせるようになりたい、自分自身力をつけたいと感じています。ありがとうございました。
・ 授業の最初に行っていた音読では、3回読んだだけで子どもたちがある程度言葉を暗記できたことに驚きました。リズムを大事にしながら、先生と交互に読む、男女交互に読む、一人で読む……というように読み方を変化させることで、子どもたちが飽きずに楽しみながら音読を繰り返すことができていました。ただ見て読むだけでなく、言葉を隠して読ませること、隠すスペースを変えれるように工夫されていたところも、子どもたちの力に合わせた指導として参考になりました。また、発問をするときに数字を確定させること、本文に書いてある言葉から文章をまとめるときには文末を変える必要があることも、これから授業の中でしっかりと押さえていきたいと思いました。
・ 図読法を活用した授業をしたいと強く思いました。私自身、子どもたちに対して登場人物の心情を考えさせることが多く、同じような意見が出てしまって、多様な考えに触れることや、考えを膨らませることができない授業をしていました。言動をしっかりと読み取ることが、登場人物の心情を考えることにつながるのだとよく分かりました。また、子どもたちのスキーマ形成のために、知識を与える必要があるということも印象に残りました。これからは、物語を深く読み解くために必要な情報を整理し、子どもたちにきちんと伝えておきたいです。御講演から、教材研究の大切さをひしひしと感じたと同時に、椿原先生のような授業をしたいという思いが高まりました。今後の教材研究を丁寧に行っていきたいです。

5 写真

6 HP紹介

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