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実績紹介

宇和島市立喜佐方小学校:校内研

1 期日

2024年2月16日(金)

2 参加者

児童31名
教職員6名
保護者と学校運営協議会委員6名

3 内容

・公開授業
1.2年、3.4年、5.6年、特別支援学級(わかくさ)
・示範授業
3年以上21名
・講話
「全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた来年度に向けた取組」と「話合いの活性化を目指した授業改善など国語科の授業のポイント」

4 感想

【公開授業】
○ 四つの情報処理スキルを教えていただき、児童にスキルを繰り返し指導していく大切さを学びました。本校児童も、これまで記述問題に課題がありました。文章表現力を付けることに重きを置いていましたが、それよりもスキルを身に付けさせることが直近の課題だと気付きました。
○ 3年以上の児童が、授業開始1分もたたないうちに、先生の指示に的確に反応し授業に集中して取り組む姿を見て感動しました。1~5のことをいつも児童に行うことは大変ですが、それを続けていくことが、わたしたち教師の役割だと学びました。
○ 児童への的確な指示の出し方や徹底した見取の確認が改めて参考になりました。
○ 情報処理能力を育成することの重要性を感じました。
○ 「ていねいにやる」ことで伸びる。「緊張して一人でする」ときに成長する。「~です。」で引き締まる。「あいさつ」の重要性。等々を科学的な根拠や社会に出た時の常識として子供たちにびしっと示していただき、今後の指導の自信につながりました。

【講話】
○ 5%の授業改善を心掛けていきたいと思います。語彙力を付ける方法、「あなたなら問題」を授業の中に取り入れること、話合い活性化させるための手立て等、取り組んでいきたいと思います。
○ 「ほめる」ことが児童の学習規律の確立や学習意欲につながると改めて実感しました。先生は、各教室の授業を参観され、その映像や動画を示して具体的にわたしたちの教室や授業をほめてくださいました。大人でもほめてもらうとうれしい、子供たちはなおさらでしょう。自分を振り返ってみると、若い頃は、なかなか子供たちの良い所を見付けることができず、また、ほめてもどこか空々しくて、ほめ上手になれませんでした。年を重ねると(我が子を育てて、子育ての難しさを経験したからでしょうか)子供たちの成長や頑張りに敏感になり、それに気付くと、心から「すごい!」とほめることができるようになってきました。残り少ない教員生活ですが、子供たちの成長や頑張りをうんとほめて、一人一人が達成感を持って締めくくれるよう支援していきたいと思いました。
○ 全国学テは、タブレットでの実施になり、どのような対策を立てていけばよいのか模索していましたので、適切な御助言をいただき、大変参考になりました。
○ 国語科の教材の原文を教えていただき、「目からうろこ」の教材分析が参考になりました。
○ 対話の活性化のための前段階として、自分の意見を必ず書かせて〇を付けることと話し合いたくなる発問を考えることの必要性を実感しました。「あなたなら問題」として問いを作ったり、登場人物の行動から問いを作ったりすることを今後の授業に取り入れていきたいと思います。
○ 「読解力」の捉え方が少し変わりました。
○ 来年度の研究の取組として参考になることがありました。語彙力を伸ばすために学校全体で取り組めることを模索したいと思います。
○ 日本の読解力の現在の状況や海外との違いがよく分かりました。草野心平の詩と「大造じいさんとガン」を例に挙げ、発問の仕方・教材研究のあり方について話されたので、自分の指導を振り返る良い機会となりました。

5 写真

6 HP紹介

https://kisagata-e.esnet.ed.jp/

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