西条市立西条東中学校:校内研
1 期日
2025年1月29日(水)
2 参加者
生徒110人
校内教職員30人
校外教職員13人
3 内容
令和6年度 西条東中学校公開校内研修「授業力向上研修会」
公開授業
椿原正和先生による特別授業(中学2年生:全国学力・学習状況調査においての問題に対する読解力と分析力)
講演
「聴きあい学びあう授業づくりについて」
4 感想
【生徒】
〇椿原先生の授業を受けて僕は細かいところでも丁寧にすれば問題を解決できることを学びました。まるで囲ったり線で結んだりすると脳が記憶してその場所にすぐ戻ることができると思いました。これからは少しのことでも丁寧にすれば問題が解決できるということを使って生活していきたいです。
〇この授業を通して、今まで苦手だった文章の読み取りがスムーズに解けるようになりました。一つ一つ丁寧にやり続けることが大切だとわかりました。何事も意図を理解してすることが大事だとわかったので、他の授業や部活動などでも意識していきたいです。
〇とてもわかりやすくて、楽しい授業でした。これからのテストや授業でも活かしていけるような、自分のためになることを教えてくれたので良い時間になったなと思いました。公開授業で教えていただいたことを忘れず積極的にこれからのテストや授業で活かしていきたいです。またこれを自分だけのものとせず後輩や友達などたくさんの人にも知ってほしいなと思いました。
〇今回、授業を受けてみて思ったことが、すごいスピーディーだったことです。すごくためになることもおっしゃっていて身になりました。特に、人は緊張しているとき成長するという言葉に腑に落ちました。テストの解き方も情報を整理して解くという考えを持っていなかったので、次から早速実践してみようと思いました。
〇勉強の基礎や、テストへの取り組み方を改めて知りました。授業の通りにやると、本当にスラスラ解けたし、今までテストで手こずっていたような問題も簡単に解くことができました。少し勉強法やテストへの取り組み方を変えることでこんなにも違うんだなと言うことがわかりました。声に出して読むの
は、テスト中だと迷惑になってしまうので、口パクで言ってみたいと思います。
〇今回、椿原先生の授業を聞いて、国語以外でも大切なことをたくさん学びました。例えば、わからない人がいたら最後まで丁寧に教え、誰一人として取り残さないことです。これは本当に大切なことで、わからない人をほおっておいたらわからないままになってしまうので、助け合って協力しなければならないことを学びました。
〇椿原さんの話を聞いて、勉強の大切さを学び、間違えている人が多い難しい問題を自分でも解けるのだと、自信がつきました。また、勉強をする前に、周りの環境から整えて、授業で教えてもらった作業を行い、勉強していきたいと思いました。
〇いつも問題を解くときにページをめくったり、探したりして時間がかかってしまっていました。でも、丸をつけたり、線で結んだり少し工夫を加えるだけでこんなにも解きやすくなるんだと感じました。また、声に出して読むことの覚えやすさに気づくことが出来ました。
〇今回の授業で、特に印象に残ったことは、「誰も取り残さない授業」というところです。今までの授業は、教えてもらって「わかる?」と聞かれても、わからないのにそれを言わずにそ、そのまま授業が進んでいましたが、今回の授業は、ちゃんと教え合う時間などが多かったり、わかったかがわかりやすいような授業の仕方で、達成感などがとても強くなり、とても楽しい授業でした。
〇本当にわかりやすかったしすぐにみつけれたりやりやすい授業でめちゃくちゃ良かったです。頭の中にすっと入ってくるし覚えやすいし退屈にならない授業で本当にすごいなと思いました。忘れないようにしたいし授業とかでもテストのときでもすぐにできそうでいろんなところで使ってみようと思いました
〇私は、椿原先生の授業を受けるまで、図と文章から読み取って解く問題がとても苦手でした。具体的にどこが苦手だったかというと、図と文章を行き来して、どこから読み取ればよいのかわからなかったり、それで時間がなくなってしまったりするところが、苦手でした。しかし、先生の授業を受けると丸で囲んだり、線を引いたりするだけでスラスラ解けるようになりました。この教えて頂いたことをこれからの入試などでも活かしたいです。
〇僕は昨日の授業を行ってとてもいいことを知ることができたと感じました。僕自身実際問題文を読んでどこのことかわからず時間を使ってしまうという事があったので、マルで囲み、線、エアーラインを使うという方法をしれて良かったです。実際にやってみて問題も早く解けるようになり、重要なことがひと目見てわかるので、復習もしやすくなりました。テストなどでも活用していきたいと思います。
〇今回の授業で、授業や国語の問題がとても解きやすくなったなと感じました。あの後実際に教えてもらったことをやってみて、スムーズに問題を解くことができました。特に、資料や、問題の大切なところなどをまるで囲んだり、線で結んだりするというところがわかりやすくて、新しいなと感じました。「誰もおいていかない授業」という言葉がとても印象に残って、みんなで授業を受けているんだという実感がとても湧きました。
〇自分は、テストのときには、丸で囲むなどをせずにそのまま解いたりして時間がなくなったりパニックなったりなどしていたので良い勉強になったし、実際使いやすいし、わかりやすくてとてもいい方法だと思いました。これからは色々と大切になっていく時期なのでこういう細かいことでもしっかりしていきたいと思います。また大事にされていく力もたくさん増えてくると思うんで力を一つでも多くつけていきたいです。
〇どんな授業かわからなくて想像がつかなかったけど、実際に授業を受けてみると自分が苦手な教科の国語についての勉強でした。私はあまり読解力がないので解けるか不安だったけど、椿原先生に一つ一つ丁寧に教えていただけたおかげで、今まで自分が解けなかったような問題がスラスラ解けてとても嬉しかったです。教えていただいた解き方は、国語以外の教科でも使える問題の解き方で、効率よく問題が解けるようにしたいと思いました。
〇今回は、椿原先生から読解方法について教えていただいたのですが、わかりやすくそして何よりも、生徒から学ぶ意欲(主体的な姿勢)を引き出すのがすごいなと思いました。また、自分としては、科学的根拠に基づいて説明したりしていたのが好きでした。これからの、社会で必要とされる人物像を教えていただいて、これから何をスべきなのかが前よりもクリアになってきました。教えてくれたことをすぐに実践していきたいと思います。
【教職員】
〇今回の講演を通して、多くのことを学びました。令和の学級経営では何が大切かや、個別最適な学び、協働的な学びについて知ることができました。ベテランの先生に今のうちにたくさんのことを教えてもらったり、実際に授業を見させていただき、積極的にいいところを見つけたいと思いました。また、それを自分の教科の授業や学級経営のさいに生かしていこうと思いました。
〇今までに受けた研修の中で一番自分のためになったと思います。3年目の教員ですが、先生がおっしゃるように経験年数を重ねるごとに、生徒の動きや考えがより「みえる」ようになったと感じました。これからも、周りのベテランの先生方にいろいろなことを聞きまくり、自身の力を向上させたいです。
〇効率的で効果のある学習指導方法を教えてくださりとても参考になりました。これまでの指導方法に今回の研修内容の方法を取り入れて、生徒の実態把握を念頭に頑張っていきたいと思いました。
〇本日は授業・講演ありがとうございました。授業では、100人を超える生徒にも関わらず全員が同じように授業に取り組めている姿にびっくりしました。いきいきと授業を受ける生徒の様子に、この後の講演が楽しみだなと思い授業を受けていました。講演では、自分が大切にしていることがやはり大事であったことを再確認できたことと、褒める・丸を付けるという部分では自分には足りていないと感じました。
〇何か1つでも取り入れて授業力を向上させようという意欲が高まりました。普段同じ学校で生活している生徒の反応を実際に見て学ぶことが必要だとわかりました。
〇「国語は文章の中に答えがある」ということは、常々思い続けてきたことであり、テストの前後には子どもたちにも伝えてきたつもりだった。しかし、今回の研修を通して、まだまだ力不足であり、未熟であるということを痛感した。いつも授業をしている子どもたちの表情が、今まで見たことないくらい生き生きとしていた。「学ぶ意義」をしっかりと理解したうえで授業をするとこんなにも変わるのかと衝撃だった。
〇国語科の指導に限らず、授業でも授業以外でも生かせる技術を教えていただいた。特に意識して実践したいのは、生徒に心地よい緊張感を持たせることと、一斉授業で個別最適な学びを実現させるための手立てである。生徒に意欲がないことを生徒の責任にするのではなく、自身の指導力がないためであることを自覚し、授業に臨みたい。
〇今回の研修で学んだことは多かったのですが、特に、矢印と三角ロジックは必ず実施して習慣化させていこうと思いました。特別支援学級の国語の授業をするようになってから、言葉への印付けは必ずさせるようにはしていたのですが、矢印を付けると見ただけでとてもわかりやすくなると実感したからです。三角ロジックの方は、短作文を書く時に似たようなことをしていたのですが、よりわかりやすいと思ったので、実施していきたいです
〇教師の声が必ずしも生徒に届いているとは限らないため、確認を怠ってはいけないことを再認識した。また、生徒の立場から授業を見直し、発問や生徒との関わり方を工夫していきたい。さらに、全員に丸を付けることの大切さを学んだ。
〇椿原先生の授業を参観させていただくのは、3回目でした。確認のところが、まだまだできていないと反省です。生徒一人一人の意欲を引き出すためにも、丸を付けたり、生徒と目を合わせたりするなどしていきたいと思います。変革期である今、教師も学び続けることの大切さを改めて感じました。ありがとうございました。
〇自分の授業展開を見直し、改善しようと思いました。先生が授業でされていた、①~④の手法を用いて授業を進めました。電流が作る磁界の向きを手の動きを使って、全員が問題に正解したことにびっくりしました。難しいことを簡単に感じることができる、 協動的な学びにつなげる授業改善に努めたいと思います。
〇わかりやすく実践的な授業を、ありがとうございました。テンポの良い、生徒を引き込む授業に感銘を受けました。昨日教えていただいた、人差し指を使うや、大事なところを線で囲むなどの方法を早速他学年の生徒にも伝えました。これから教えていただいた内容を実践して、私自身の指導力も伸ばしていきたいと思います。
〇椿原先生の授業は、生徒だけでなく教師も引き込まれる授業であっという間の50分でした。また講演では、複線型授業がストンと心の中に入り、こんな授業をしたいと思いました。もっと教授法についてお話を聞きたかったです。
〇椿原先生が授業や講演会で何度も言われていた「誰一人取り残さない」という言葉が印象的でした。椿原先生は、授業中、生徒に指を置かせる、立たせる、手を挙げさせるなどの確認を何度もされていました。「誰一人~」という言葉は聞こえはいいですが、実際にどんな授業行為でそれを行うかということを教わる機会がありませんでした。他の教科でも実践できる汎用性のある指導技術だと思うので今日から意識していきます。
〇授業では、誰ひとり取りこぼすことのない指導を実際に見ることができ、生徒もいきいきと取り組んでいる様子が分かりました。情報を探し出すトレーニングすることが必要だと強く感じました。また、講演後の授業で確認と褒めることを意識してみると、全然授業を受けようとしない生徒が最後にはプリントを書いてくれたので椿原先生の仰っていたことを実感することができました。これからもつづけていこうと思います。
〇自分の授業を見直すきっかけとなる研修でした。私はみんなが取り組みやすいように、やわらかい雰囲気で授業をしていました。しかし本日の研修で、授業には程よい緊張感があってこそ学びが深まることを体験することができました。今後も未来にはばたく生徒を育成するために、本日の研修で学んだことを積極的に生かそうと思いました。
〇さっそく、授業で椿原先生の方式で授業を行いました。「確認」を意識し、文章を書かせたあと、〇を付けました。生徒は大喜び。グレーゾーンの少ししんどい子が、びっしりと10行ほど(2行でよいと言っていた)意見を書いてきたのには驚き、うれしくなりました。貴重な研修を受けさせていただき、誠にありがとうございました。初任者研修などで、講義をしてほしいと思いました。
〇大変学びの多い研修でした。特に、生徒を「見る」。こちらの関わり方で生徒の意識が変わるということを学ばせていただきました。本校でも実践し、授業力向上に努めていきたいと考えております。
〇これからの教育に必要な授業の在り方や教師に必要な力が「見る(見取る)」ことだということがよく分かった。また、情報を読み取る際の手順を実際に行うことで、その力を身に付け、授業に生かせるようにしたい。
5 写真
6 関連リンク
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