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実績紹介

富山市立神明小学校:校内研

1 期日

2022年6月21日(火)

2 参加者

児童33名
教員14名

3 内容

・4年「思いやりのデザイン、アップとルーズで伝える」椿原先生の授業
・全学級の授業の参観
・参観授業への指導と指導力向上に関する講演

4 感想

〇椿原先生の授業から学んだこと
・説明文の指導法(要点をまとめたり、段落ごとに内容をまとめたりなど)が今までは、わからないところがあったが、読解スキル7を生かしていくと良いと思った。
・子供たちに指示をするだけにせずにきちんと確認をすること、考えをノートに書かせてから指名をすることなど、教師の姿勢で子供たちが先生に見られているな、と感じることもできるのではないかと思いました。それが学級経営にもつながると思うので、大切にしたいと思います。
椿原先生の授業を拝見させていただき、指示の確認の大切さを痛感しました。指示+確認のセットで日々の学級経営や授業づくりに取り組んでいきたいと思いました。講演会を通して、読解力のスキルを身に付けさせるための系統的な指導、指導書からは見えてこない深い教材研究の2つを意識して日々の授業づくりをしていきたいと思います。
・低学年の学習で、体験がないと気付けないということ
・授業を参観させていただいて一番印象に残ったことが椿原先生の口癖です。子供たちの頑張りや行動の早さ、子供を褒める際に「合格です」としきりに声をかけていました。褒め言葉は「断定的に力強く」と教えていただきました。加えて、コロナ禍でマスクを着用している現代においてはジェスチャーの役割は大きいと学びました。今回の学びを今後の自分や授業に生かしていきたいと思います。
・講演の中で、教材研究の仕方を学びました。「発問を100個」と聞き、驚きました。毎時間は難しいかもしれませんが、校内研究や力を入れる国語の時間に是非チャレンジしてみたいと思います。とても学びの多い機会となりました。
【学んだこと】
・子供のスタートをそろえる
・再話
・範読
・挿絵の見出しを考える→PISA型”
・「思いやりのデザイン」は練習教材で見開き2ページの短い文章であることもあり、1時間の中でたくさんの読解スキルを教えていただきました。かなり早いテンポで授業が進みましたが、子供たちは最後まで集中を切らさず、学習を進めることができました。そこには椿原先生の細やかな支援がたくさんあったからだと思いました。「スタートをそろえる」「すかさず断定的に褒める」「繰り返す」「笑顔と大げさなジェスチャー」「空白の時間をつくらない」等、国語に限らずどんな教科でも応用できるものでした。椿原先生は授業中でも教員に向かって「こんなときはこうするといいんですよ」とその場で教えてくださるので、椿原先生の指導の意図がストレートに伝わってきます。
・自分が椿原先生の授業を見て一番感銘を受けたのは、普段は授業についていけない子供をすぐに見付け、ときどきその子を指名し、発表させては自信を付けさせているところです。たった45分の授業で今まで見せたことのないような態度で授業に参加していました。その子にとって今回の45分間はすごく価値のある時間であったのではないかと思います。椿原先生の優しさを感じます。子供の人生に影響を与える授業。自分も目指したいし、若い先生方にも目指してほしいと思いました。”
・授業・・・心地よいスピード感、楽しく知らず知らずのうちに集中し、文章構成が楽しく学べる授業展開、教師指示後の確実な確認、指示されたことをすぐ実行できた子供をすぐ褒めるなど、多くのことを学びました。講演・・・教材研究の大切さを改めて感じました。(「春のうた」を例にあげられて原典やカエルの視力についても調べ、「くも」が「蜘蛛」だと分かり納得できました)楽しい授業は、教師がとことん調べて(教材研究して)こそ、つくることができるということが分かりました。
・「文章を構造で読む・書くための指導法」ためには、指導者自身が単元の目標を把握し、十分に教材文を読み込むことが大切であると強く感じた。
説明文の学習の仕方が「読解スキル」によって、明確に表されていた。一つ一つの項目について、もっと詳しくお話を伺いたかった。

〇参観授業の指導から学んだこと
・国語の授業内容よりも、目線、ジェスチャー、発問のテンポ等の大切さを感じることができた。
・「春のうた」の詩や俳句の授業の教材研究を見せていただいたときに、私も子供の立場で学んでいるような気持ちになりました。授業者がまず「楽しい」と思わなければ、子供たちも楽しいとは思えないと思うので、まず自分が「楽しい」と思う授業をするように、心がけていきたいと思います。ありがとうございました。
・スイミーの単元で、〜のような〇〇を取り扱う際には、実際に写真などで提示してみせることを取り入れたいと思います。また、物語文でも系統的なスキルを身につけさせられるよう指導していきたいと思います。本日は、貴重なお話をありがとうございました。
・発問→考える→挙手の流れが多くされているが、発問→ノートなどに書く→挙手という流れを今後取り入れてみたいと思います。また、発問をする時の教師の位置や態度を意識していきたいと思います。
・指示を出しっぱなしにすると「〜しなくてもいいんだ」と考える子供が出てくる可能性があるため、指示を出したならばそれを徹底的にさせる覚悟や確認をする時間をもつ必要があると学びました。”
・簡単な略案しかお届けしていなかったのですが、それを基に授業を見ていただき、一つ一つの授業に対して指導をしていただきました。どの授業もたった10分間の参観ですが、どの授業の中からもよさを捉え、写真を交えて説明していただきました。教師であってもよさを認めていただけることはとても嬉しいことで、先生方の元気とやる気に繋がったと思います。今回本当にありがたい機会をいただけたと思います。
・短時間の学習参観で、それぞれの学級の授業のよい点をたくさん捉えられて、(教師の目線や立ち位置、温かな表情、期間指導の際の子供への対応の仕方等)写真や動画で具体的に解説していただき、今後の授業に生かしていきたいと思いました。ありがとうございました。
・椿原先生は、教員一人一人のよい面を見つけて全員の前で披露し、褒めてくださった。日頃、「もっとこうしたほうがいいよ」と指導を受けることがあっても、褒められることの少ない教員にとっては、とても嬉しいことであり、意欲の向上に繋がっていると思う。今後、授業を見るときに、よい面を見つけ、広めようという意識を大切にしていきたい。
・私自身は、高学年を担任したときに、段落番号、文番号付け、文図づくり、柱の文(トピックセンテンス)みつけ、小見出しづくり、要旨・・・などと、学習の進め方を提示し、進めていった。説明文を客観視しながら読解をしていくと、その後の学習で、「筆者の考えについて自分の考えをもつ」という段階になって、ぽかんとする子供がいた。読解に力を入れていくことと、筆者の考えに対して自分の考えをもつことは、決して離れていることではないが、乖離させてしまったのは私の指導力のなさだと思う。どのように指導を進めていけばよいか勉強していきたいと思いました。

5 写真

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