島根県奥出雲町立布勢小学校:校内研
1 期日
2024年6月10日(月)
2 参加者
14人
3 内容
1 椿原正和先生による示範授業
第4学年国語『思いやりのデザイン』
2 講義
1)誰一人取り残さない授業スキル5
2)本時の授業解説
①「書くこと」の指導(馬木小)
②「説明文」の読解指導(布勢小)
3 全国学調算数記述問題を解く読解力
4 算数文章題の本質的課題
4 感想
【児童感想】
・わたしは、つばき原先生といっしょに勉強をやったら、わかりやすくて、やさしく教えてくださってよかったです。ちょっとドキッとしたけど、楽しかったです。ありがとうございました。
・国語の勉強が始まる前は、楽しくなさそうだなと思っていましたが、7つのスキルを守って文をはやく読めたり、集中して読めたりして、いつもより楽しくいつもより分かりやすく勉強ができたのでよかったです。これからも続けたいです。
・つばき原先生のじゅ業は、少しこわかったけれど、きんちょう感があると少しシャキッとなりました。トピックセンテンスがわかって文章を読むのが楽になりそうです。
・いつものじゅ業とはちがう感じがしました。インフォグラフィクスなどのむずかしい言葉を知ることができてよかったです。
・「〇〇です。」をいしきして発表したいです。最初の行だけ読めば速く読めるし、内ようも頭に入るということを知りました。
・いつもより集中できた気がしました。一人だけで読んだり前に出たりしたときには、すごくきんちょうしました。
・国語の勉強のやり方がやりやすかったし、楽しかったです。少しきんちょうしたけれど、これからもじゅ業をがんばりたいです。
・今までよりも速く文章を読めてうれしかったです。思い出のデザインをいっしょに勉強できてわかりやすかったです。
・トピックセンテンスという言葉を聞いて、そんな言葉があるのがびっくりした。きんちょうした。
・いろいろな読み方で説明文を読むことができてよかったです。少しきんちょうしたけれど、自分の意見をたくさん出すことができてよかったです。
【参加者の感想】
・とてもテンポのよい授業で、自分の授業のテンポと比べると全然違うことに驚いた。椿原先生までとはいかないまでも、子どもたちにとって心地の良いテンポとリズムで授業を進めることは大切だと思った。
・大事な所はまるで囲む、線で結ぶといったすぐにでもできる所は、すぐに実践したいと感じた。授業を見たり、お話を聞いたりして、普段の授業の大切さを改めて感じた。今回の研修会を生かして、学校全体として取り組む授業改善、個々として取り組む授業改善ができるようにしていきたい。
・今回の研修を機に実践したいこととして、授業のテンポや抑揚を意識して行いたいと思いました。また、授業者の発問のスリム化も必要だなと感じました。椿原先生の実践授業では、「文」ではなく「言葉」での指示で授業を進められていたので、テンポの良さを感じながら参観することができました。授業を受けている児童の様子を見ても、「早いけれどついて行ける」という感じで頑張っている姿を見ることができました。私もこのたびの研修を活かして児童が安心・集中して取り組むことができる授業実践を重ねていきたいと思います。
・実際に椿原先生の授業を見て、参考になることばかりでした。緊張感があり、児童が学びに向かう姿勢になっていました。全員が一緒になって学習するようになっていたと感じました。また、褒めるタイミングのお話も聞いて、今まで児童に対してむやみに褒めていたところがあったので、頑張ろうとしているところを褒めることを心がけたいです。そのために、子どもを「見る」ことをしていきたいです。
・先生のリズムとテンポに驚いた。自分もなるべくいらない言葉を削り、リズムやテンポを意識して授業をしていきたい。
・説明文の読解方法を聞いてすぐにでも実践したいと思った。教材を教えるのではなく、教材で教えるということを意識しなければと改めて感じられた。大事なところを丸で囲むということはどの教科でもできるので、やっていきたい。児童にも習慣付くように続けていこうと思う。
・「確、丸、目、統、褒」を意識した授業を実際に見ることができ、大変勉強になりました。学力テスト等の問題や初見の文章を読むことができるために、普段の授業から内容だけではなく、読み方も教えていきたいと思います。指で押さえながら音読をしたり、聞いたりすることやキーセンテンスを囲むなど低学年でもできることがたくさんあったので、できることから取り組みたいと思います。早速、文を聞く時にも指で押さえて聞くようにすると、子どもたちはいつもより集中して聞くことができていたので、今後も続けていきたいと思います。
・担任の先生とは違い、養護教諭であるため授業の詳しい指導方法等については勉強不足なのですが、椿原先生が実践されたメリハリのある授業展開に、子どもたちが意欲的かつ楽しんで授業に参加している姿に感銘を受けました。保健指導や保健学習の場面で学んだことを生かしていきたいと思うとともに、普段から色々な先生方の授業を見させていただき、子どもの学習に向かう姿や先生方の指導法を見て学びたいなと思いました。
・大切な文を丸で囲むことは以前からやっていたが、線を引くことは実践していなかったので、実践してみたい。椿原先生も言われていたが、昭和の時代から大切にされてきた指導だと思った。一斉指導の中でも一人一人を大切にされる椿原先生の指導を、個別最適な学びにも生かしていきたいと思う。