出雲市立須佐小学校(出雲市南部研修グループ):校内研
1 期日
2022年8月24日(水)
2 参加者
教職員17名
3 内容
令和4年度出雲市南部小学校授業力向上研修会
1 講義 安定した授業を行うために身につけたい授業技術の基礎・基本
2 講義 子どもに力をつける知的な授業の作り方
3 講義 子どもの読解力を伸ばす図読法とは
4 感想
感想:
◯
・スキルを教える!(読解スキル7)
この大前提を具体的に教えていただけて大変ありがたかったです。他の教材でも使える本物の力を身につけられるよう、その教材での「ねらい」を明らかにして取り組みたいと思います。
・毎日繰り返す!(学習の定着)
朝のリーティーンがとても参考になりました。基礎があってこその応用力、肝に銘じたいと思います。
・軽重をつける!
どこを狙うかでどう扱うか決まる、字面では当然わかっているのですが、「ここまで削ぐ」という潔さとその裏にある意味を体感させていただきました。
*もっと詳しく知りたかったこと
1 漢字指導のコツ
2 音読指導のコツ
3 1単位時間の学習の流れ(ルーティーンやしめ方など)
1、2については、会食でお答えいただきました。ありがとうございました。
27日も講演に伺います。それくらいまだまだ先生から学ばせていただきたい気持ちでおります。「説得力」がありました。どうぞよろしくお願いします。
◯説明文と物語文の指導の実際を教えていただき大変勉強になったと同時に、「これまでの私は一体何をしていたんだろう(何も指導してこなかった)」と思いました。
それと、朝の短い時間を利用して子どもたちがいくつかの教科の復習をしている姿が印象に残りました。
「教師の笑顔が大事」というお話も早速練習しようと思いました。
正しい知識やスキルを身につけていきたいと思います。若いみなさんが興味を持って研修を受けている姿も印象的でした。貴重な研修をありがとうございました。
たくさんの学びをありがとうございました。須佐小学校教職員集団のスキルアップにつながり、とても嬉しく思いました。
*実際に先生がされる授業が見たいなと思いました。それと書写指導と家庭科、算数の授業のポイントが知りたいです。
◯説明文の指導の仕方や物語文の図読法について、実際の授業場面に合わせてお話いただいたのでとても分かりやすかったです。また、児童が取り組む内容を体験することができたので、指導の流れなどもなんとなく掴むことができてよかったです。普段の授業実践でなんとなくやってしまっている部分が多かったことにも気づくことができました。
細かな指導技術や教材研究のやり方なども学ぶことができたので、今後の実践に活かしていきたいと思いました。自分自身の文章を読むスキルも今回の研修で少しは向上したように思います。
*板書の構成やノートの作り方
◯椿原先生が初めにしてしてくださいました「10の授業技術」のポイントが今日の講座の中にたくさん組み込まれており、(リズム、表情、目線)とても楽しく学ぶことができました。授業のお手本を見ているような感じでした。たくさんの学びの中でも説明文の内容をトピックセンテンスで読み取るという方法はすぐにでも使ってみたいものでした。学級の子供の実態にもかなりあっているように感じます。トピックセンテンスを段落ごとに並べた時につながらない部分を見つけ、もう一度正しい場所を探し出すといったゲーム性のある学習スタイルは「楽しく学ぶ」大切なことだなと思いました。国語に限らず、子どもが夢中になれる仕掛けが学力、体力の向上につながるのだと思いました。
今日教えていただいたことを少しずつ実践して、子どもたちと一緒に学習を楽しみたいと思います。
◯今日お話を聞き、早く授業をやりたい!とうずうずしました。3年生の学習の中に「あらすじにまとめる」「要約」が出てきます。振り返るとわからないという声や長くなりすぎるという児童が多くいました。子供に指導する前に教師がスキルを知っていないといけなかったと反省しました。
実際にスキルを使って問題を解くと「楽しい」「わかる」という気持ちになりました。例示することや図読法で物語を視覚的にすることの有効性を身をもって感じることができました。
困っている子も含め、全員にスキルを見つけさせるという考えや、そのためにできることを考えておられる姿がすごいなあ、見習って頑張りたいと思いました。
◯最近、「主体性」や「対話」といった言葉をよく耳にしますが、自分自身その意味を履き違えていたと感じました。何でもかんでも子供たちに任せるのではなく、スキルや学び方を指導した上で成り立つものがあると思いました。自分で椿原先生の授業を体験してみて、「できた」や「わかりやすい」と感じることが多く、子供たちにも味わわせてあげたいと思いました。初任の頃は、目線、立ち位置、笑顔、褒め方などとても意識して取り組んでいたのですが、年数を重ね、だんだんと希薄になっています。初心に戻って100点の笑顔、MAXの褒めるを2学期からもう1度やっていこうと思います。先生の言われて「正しい方向に努力すれば伸びる」という言葉を忘れずにこれかも研修していきたいです。
あっという間の2時間でした。具体的な話ばかりですぐに自分にできそうなことがたくさん見つかりました。ありがとうございました。
*説明文指導や図読法を組み立てていく際に、どのように教材研究していくか準備段階を知りたいです。
◯児童がいつでもどこでも使える「学習スキル」や「学び方」を身につけさせたいと思っていましたので、先生のお話を聞いてすぐにでも実践してみたいなと感じるところも多く勉強になりました。全体の枠組みを理解できるよう、構造的に読めるようにするために、図読法を教えていただき、早速やってみたいと思います。どうしても段落ごとの読解力に力を入れてしまいがちですが、トピックセンテンスを読ませ、登場人物の言動を図にかく事で、多くの児童があらすじが言えるようになったり、要約学習につながったりするのだと感じました。登場人物を囲む、会話主を書く等は、学習が苦手な児童もでき、スモールステップで指導していくと、全員が物語ぶんをようやくすることができるとても良い方法だと感じました。また、物語文では、「行間を読ませる」ことを意識して学習したいと思います。言葉の裏に隠された意図や気持ちを考えさせることこそ、コミュニケーション能力の育成に大切だと思いました。
◯自分自身の経験およそ20年に近づいて、今までに私が参加したいな、受講してみたいなと思っていた研修はまさに今日の椿原先生のような研修でした。ありがとうございました。
校内研究もさまざまな勤務校で参加してきましたが、毎年自分に「こんなスキルが身についた!」と思えるような感覚は乏しいように思う面もあったので、今回の研修で得た方法を実践させていただき、子どもが変わったという瞬間を見て私のスキルアップを実感できるように頑張ろうと思います。貴重な実践や研究をご教授いただきありがとうございました。
体育の書籍を作成されたら必ず購入させていただきます(予定はございますか?)来週から笑顔で子供を迎えるようと思います。
*先生が教材研究や指導法を考案される際に気をつけておられること。
◯私が採用された頃は、校内職員の年齢構成のバランスが良く、また放課後に余裕があったので、各年代の先輩から都度、助言をいただきながら実践力を鍛えていったように思います。今はなかなかできないのが問題です。本日の講義にあったような基盤となる教育技術や授業づくりの考え方を理念と併せ体系的に学ぶ機会の必要性を再認識しました。私は毎日職員の授業を見て、気がついたことを具体的に伝えるようにしていますが、どうしても対処的な助言に偏るので、校内研修のシステムとして自己成長できる体制整備が必要であると感じています。そのための布石として今日は若手を中心に4名を研修に参加させていただきました参加した職員は「自分が求めていた内容でした」「すぐにやってみます」「何だかできそうな気がしてきました」「目指しておられること考え方にとても共感します」など期待通りの反応が返ってきました。また、今日は授業はなかったのですが、椿原先生の師範授業も見てほしいと思っています。本物に触れイメージを持つことで、さらにモチベーションが上がると思います。
椿原先生の研修会のたびに「やってみたい」という気持ちが湧き上がります。(今なかなかその機会がないのですが)今日参加した誰もがそういう思いを持ったと思います。この熱を冷まさないようにするのが私の役割だと思っています。
◯2学期の国語の授業をしっかりと準備してこれから授業技術を身につけないといけないと感じた研修でした。あっという間の楽しい2時間でした。
これまでの説明文の授業は、自分の力不足、準備不足でわからないことだらけでしたが、7つの読解スキル、説明文を読むスキルが社会に役立つなど、今まではわかったつもりだったことが自分の中でストンと落ちた気がします。教えていただいた技術、スキルを確かなものにするために努力と労力を惜しまず頑張りたいと思いました。
◯読解力を上げるために、スキルを身につけさせることが大切だとわかりました。自分の殻を破って褒めたり、リズム、テンポ良い授業にするために指示の仕方を振り返ったりと2学期から少しずつ意識して授業していきたい。説明文の指導の仕方や物語文の指導の仕方など、今まで指導方法についてモヤモヤしていたことが今回の研修会で教えていただき、方向性がわかり良かった。また、「◯◯はどう思う?」など子供に聞いた時答えがみんな同じで、考えが深まらなかったのは、指示をちゃんとできていないことがわかった。図読法や説明文のスキルなど一気に全て活用は難しいが、自分にできることから始め、図読法やスキルを子供たちに教えることができ、子どもの力を最大限伸ばすことができるようにすることをゴールに頑張っていきたい。
*作文の指導法について、ICTを活用した学習について
◯今までぼんやりと国語の授業を進めていたなあとこれまでの自分の勉強不足を感じましたが、椿原先生に教えていただいてとてもスッキリと達成感があり学ぶこと、教えることは楽しいなと思いました。まずは笑顔で子供をしっかりと褒めて安定して授業を行うことができるよう頑張っていこうと思います。褒める時の幅を広くすること、リズムやテンポの良い授業を目指していきます。そのために自分の授業を振り返ること、みてもらうことをやっていきたいと思いました。国語の学習については、これまでの教材研究の仕方も見直していこうと思いました。しっかりとスキルを身につけさせ、他教科でもその身につけた力が使えるよう工夫していきたいと思います。自分は「指導する」ということ「例示を示す」などのことができていません。夏休み中にこの研修を受けることができて良かったです。2学期からの授業に活かしていきます。
まずは、先生の受け止めてくださる温かい雰囲気が素晴らしいなと思いました。子供たちのために自分でやる、決めたことをしっかりと続けて取り組んでいきたいと思います。
*音読指導の方法、バリエーションをもう少し詳しくお聞きしたかったです。
◯今までなんとなくしていたことを明確に位置付けていただいたように思いました。
またきちんと指導していなかったことをはっきりと指導していかなければならないと思いました。
昼食の時に、クライマックス部分がどこになるかということで「正しい答えを探す」というよりも自分なりの根拠を持って、自分はこのように考えると表現(主張)できる子供を目指すことが大切ということにとても納得しました。
複雑な内容を簡略化した図で可視化できるということはとてもとても参考になりました。
◯とても勉強になりました。教える中身がはっきりしている算数に比べると国語はその部分が私にはぼんやりしているため、何をどう教えれば良いのか困ることがよくあり、結果、中身の薄い学習になることがよくあるのですが、今日の研修でスキルを身につけるようにするという意味や方法の一端を納得しながら知ることができました。2学期からの授業で試してみたいと思いました。
パワポ資料の中で飛ばされたところがたくさんありましたが、きっとそこにもたくさんの学びがあるのだろうと思いました。
教育雑誌でお名前はよく拝見していましたが、今日実際にお会いすることができて嬉しかったです。
5 写真
6 紹介リンク
https://www.izumo.ed.jp/susa-sho/