奥出雲町立馬木小学校:校内研
1 期日
2023年7月10日(月)
2 参加者
児童14名
教職員8名
3 内容
授業:基礎的読解力(全国学力調査「記述問題対応」)
講話:基礎的読解力を子どもたちに付ける指導方法
4 感想
【授業】
・テンポのよい授業で、児童も緊張感をもって集中していた。
自分が全ての教科においてこのような型の授業をしようとは思わないが、参考になるところが多くあった。
・授業について・・・子ども達への指示の的確さ、教師の見取りなど、参考になるところが多かった。高学年だからこそ大事にしたいスキルが多かった。言葉に丸をつけたり、線でつないだり、など活用していきたい。指導要領の知識・技能のところも、教師がしっかり把握しておく必要があるなと思った。
・一斉授業ができない教師が増えてきていると聞いている。本日の椿原先生の指導技術は一斉指導における大切なポイントがたくさんあった。
・45分の授業の中で確認の作業が10回以上あったように思う。一人も取り残さないということは、子の確認作業が肝だと思った。
・子どもたちの授業態度というか構えというか、授業の最初の方でガラッと変わったように感じた。声の大きさや姿勢、文章を読むスピードなど前向きな姿勢になったように感じた。
・椿原先生の子どもたちを認める発言や励ましながら教える姿が心に残った。
【講話】
・作業① 丸で囲むは、視覚的に理解できる方法であり、文章の構成や内容の読み取りに有効であると感じた。図示することによって、児童にも情報を整理する力を付けたい。
・音読がすらすらできても内容が理解できるとは限らないという話にも納得した。スキーマについて話されたが、体験活動や読書活動の充実が、情報社会を生き抜くために大切であることが分かった。
・読み先習の流れ、チャットGPTをデータとして活用する等、興味深い内容の講話であった。
・文字の理解について・・・読み先習の理論は納得がいった。自学級では読み書き同時進行の学習になっているので、2学期以降は考え方を変えて学習できると良い。
・スキーマについて・・・体験や経験が不足している子ども達に身に付けさせていく大切さを感じた。改めて様々なジャンルの本の読書をさせることの重要さを感じた。
・「サイドラインを引くこと」と「丸で囲むこと」は、同じように見えて全く異なるものであることが理解できた。「丸で囲むこと」ができるように指導したいと思った。
・教材研究のおもしろさも経験でき、楽しい時間だった。
・とても分かりやすく、初めて教えていただく内容もあり、参考になった。
5 写真
6 HP紹介
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