富山市立長岡小学校:校内研
1 期日
2022年6月23日(木)
2 参加者
児童26名
教員14名
3 内容
・6年生「R4全国学テの読解及び初読スキル」の授業
・若手教諭授業の参観
・参観授業へのご指導と指導力向上に関するご講演
4 感想
〇椿原先生の授業について(教員)
・リード文の見方、読み方等を教えていただき大変勉強になりました。一つ一つ丁寧に解説していくことで子供たちにとって納得しながら学習が進められていっていたように感じます。(子供たちの表情を見れば一目瞭然です。)
本日学んだこと(一文で区切る。丸で囲む。色で囲む等)を活かして、子供たちに指導していきます。
・「スモールステップで誰も取りこぼさない」ために、短く切った文を一斉に読ませたり、できたら挙手をさせたりと、様々な手法が使われていました。理解できていない子や作業が遅い子がひと目でわかり、すぐに必要な支援がうてるので、子供だけでなく教師にとっても授業がやりやすくなると感じました。
・みんなが分かるということは、学級経営の基盤であり、とても大切なことだと思っています。学習が分かって自信をもち、安心して学習に取り組み始めると、学級が明るくなり、さらに前に向かってがんばろうとする意欲がわいてきます。学習に必要なスキルを身に付け、スモールステップで学習を進めることや、教材研究の大切さを教えていただきました。ありがとうございました。
初読スキルとして子どもたちに読み方を指導する必要性を感じた。リード文、表やグラフ、あらすじ等、本文ではないところがとても重要だということを子どもたちに教えていきたい。
・6年生の子どもたちに授業をしてくださり、本当にありがとうございました。子どもたちは、分かりやすかった、楽しかった、「合格」を5回も言ってもらってうれしかったと、ニコニコの笑顔で話してくれました。私も、椿原先生のように子供を引き付けられる授業をしたいと思いました。先生の笑顔がとても素敵で、私も、笑顔、ジェスチャーも交えて褒める、心地よいテンポ、授業時間の厳守をやってみます。今日教えていただいた、漢字の指導、書く指導も早速実践したいです。
・昨年度も授業や講演を見させていただいて、すぐに取り入れられそうなところから取り入れていたつもりでしたが、今回で、なんのための指導であるかや指導の際のポイントを再度確認することができました。昨年度から視写をしていましたが、途中で消す子がいて時間がかかったり終わりが揃わなかったりしていたので、ルールを決めて揃うようにしていきたいです。
・授業を進めるテンポのよさ、スモールステップで一人も残さない指導について学べた。
・テストなどの問題文に書き込みをさせ、問題文のどこを見たらよいのか、わかりやすくさせることが大切だと思った。スキルを身につければ解きやすくなる。リード文、トピックセンテンスなど問題文や説明文を読むコツなどを子供たちに教えてあげたいと思った。
・子供たちは誰もが「できるようになりたい」という願いをもっており、それを実現させることが教員の大切な使命であると考えています。椿原先生の授業、講演には、子供たちに「できる」「分かる」を実感させるための技がたくさんありました。それらの技を真似ることから始めながらも、教員が十分に教材研究をすることを通し、自分自身や自分の学級に合った「技」を日々考え実践することが大切であると学びました。今後、担任が教材研究を楽しみ、それぞれの取組や子供の姿を前向きに語り合える職員室にしていきたいと思います。貴重な学びをいただき、ありがとうございました。
端的な指導、スタートを揃えることの大切さ等を学びました。
・学習環境を整えること、視写指導の重要性を学びました。
〇椿原先生の授業について(児童)
・いつものテストを解いているときより、簡単に問題を解くことができました。
・文章問題の解き方で、一番最初に目を向けるのが「図表」だと分かってよかったです。
・今日の授業は知らないことが多くて楽しかったです。ありがとうございました。
・簡単で分かりやすく、さらに国語が好きになりました。
・書き込むことをしたら、分かりやすくなるんだな、と思いました。
・分かりやすいことだけをポイントにして考えるやり方はやりやすいなと思いました。
・選択肢の問題が簡単にできた。
・いつもやっているテストよりも簡単に解けました。勉強は苦手だけど楽しかったです。
・文章問題の解き方を分かりやすく知れた。今度からそのやり方で問題を解こうと思います。
・すごく分かりやすく簡単でよかったです。
・今日の学習で、いろんな解き方、いろんな学び方がすごく分かりやすく、よかった。
・選択肢問題の解き方が分かった。
・物語文のとき、重要なところだけを読んで問題を解いた方がいいと言うことが分かりました。
・あまり書けなかったけれど、次はすぐに書けるようになる。
・それぞれの文に丸を付けると分かりやすい。
・前まで国語の文章問題はよく理解できなかったけれど、この授業を受けて文章問題が分かるようになった。
・分かりやすく、しかも早く教えてくださって、今日はすごく勉強になりました。ありがとうございました。
・分かりやすかった。
・今日の椿原先生の学習のおかげで、国語が楽しくて好きになりました。
・テストでのスキルや攻略法が分かってよかった。
・たくさん教えてもらった。少し大変だったけれど楽しかったです。
・解き方や消去法がよく分かってスキルのことも教えてもらってよかったです。
・とても分かりやすく、今までとは違って簡単に解けました。
・教えてもらった方法がとてもすごかったのでこれからも活用したいです。
・色んな問題の解き方も分かりやすく教えてもらって、これから今日のことを生かして勉強したいです。
・とても分かりやすくて簡単にできました。簡単にできました。楽しかったです。
〇授業へのご指導から学んだこと
・漢字指導についての指導で「指の腹」「手に何も持たない」「とめ、はね、はらいをしっかり」「1字1分」等、漢字指導のテンポを大切にしながら指導に活かしていきたい。
・自分は漢字指導の部分を見ていただき、多くの助言をいただいた。5分でどのように新出漢字を指導していけばいいのか、明日の授業から改善していきたいと思う。
・椿原先生の視点が自分の視点と全然違うことに驚きました。私は、音読や漢字の指導の仕方ばかり気にしていました。しかし、先生は、「後ろのロッカーを整える」「机の上を整える」ことの大切さを教えて下さいました。何を押さえておくべきか、プロの教師の力量が問われているように感じました。
・漢字指導で、指書きは手本の上でやるべきだと思っていたので今後は机の上で覚えるまでさせていきたいです。漢字指導一つ、音読指導一つに細かなポイントがたくさんあり、それらを継続して指導できるようになってこそ子供に定着すると思うので、継続して指導できるようにしていきたいです。
ありがとうございました。”
・漢字指導で、なぞり書きの位置や覚えるまで鉛筆を持たせないことは、目から鱗であった。
・全員行ったか確認するなど一人も取りこぼさない授業。テンポよく、メリハリのある授業が大切。人は目で見たものを認識し、判断してから初めて思考することができる。いきなり考えさせる授業はよくない。視写はとても大切。書く力はなぞる、写すことができて、初めて考えなどを書くことができる。書き慣れることが大切。自分もぜひ、実践していきたいと思った。
・漢字指導の指書き・空書きのねらいを明確にする、指示をしたことは必ず確認をする、など、毎日の授業で行っている指導において、当たり前のようで曖昧になりがちなことを明確に指摘していただいきました。私たちは子供たちに活動をさせているだけではなく、指導をしているので、責任をもって見届けをすることが大切です。一人も取り残さない授業にするため、できること、やるべきことを丁寧に積み上げていきたいと思います。
子供が授業に夢中になる発問を考えるためにも、教材をよく読み適切な資料を用意して研究に励みたいと思いました。ありがとうございました。
・「大きなくも」の解釈等、教材研究の大切さがわかりました。