福岡県宗像市立河東西小学校:校内研
1 期日
2024年1月10日(水)
2 参加者
5年児童35名
教員40名
3 内容
10:45-11:25
授業 全国学調大問1を解こう【5年児童】
13:00-15:00
講演〇PISA型対応『基礎的読解力』指導法について
〇学力向上のために大切なこと【教職員】
4 感想
(1)授業について
・自分自身の指示の言葉をもっと端的に短くする必要があると感じた。
・授業の雰囲気が緊張感があり、子どもたちが集中して学習に取り組んでいる様子に感動した。
・すぐに授業で取り入れることができると感じたので、早速実践してみようと思う。
・授業の最初に手紙の渡し方や「〜です」という言葉をつけるなど、統率をとるためのスキルを学ぶことができた。
・書くことや指でたどりながら読むことの大切さを感じた。
・授業中の確認の仕方が挙手や起立など様々で、子どもたちの耳と目が先生から離れない工夫がたくさんあって実践していきたい。
・授業に入る5分前に全員の構えをつくること、それを4月につくっておくことの大切さを感じた。
・指示が短く明確だった為、迷う児童がいなかった。確認の頻度が多く、一人も取り残さないのが凄かった。
・指導のポイントが明確で、若年からベテランまで活用できる理論や方法がたくさんあり、様々なことを学ぶことができた。特に「確・丸・目・統・褒」の5つの視点については、明日の授業から意識して改善していきたい。
(2)講話について
・「一斉授業ができなければ探求学習はできない」という言葉は本当だなと思った。私は教員になって2年目だが、一斉授業はもちろん探求学習でも子どもたちを取り残さずに見れていたのかと問われると見ることができていなかっただろうと思う。椿原先生の研究やデータに基づいた言葉を聞いて、自分の知識を高めたり、教養を身につけたりすることができた。また、「読解スキル7」をぜひ使っていきたいと思った。
・授業をする中で、リズムやテンポ、笑顔が大切だと教えて頂き、自分は日頃話しすぎていると感じた。少しずつでも自分が話す言葉を削れるように工夫していきたい。
・授業も講話も心地よいテンポとリズムで進められていて、スーッと引き込まれるように聞かせていただいた。色々なスキルを具体的に教えていただき、とても勉強になった。特にトピックセンテンスで説明文を読んでいく方法は、素晴らしいと思う。自分が学生のときにも知りたかった。また、言い換えや言葉遊びなどを通して語彙を増やし、子どもたちの可能性を伸ばしていける教師になりたい。
・長年、学力向上コーディネーターとして、様々な授業や教科、子どもと学力テスト、その結果と対策に関わってきた関係で、今日椿原先生がして下さった授業と講話がいかに子どもの将来の幸せに繋がるか、実感を持ってわかりとても嬉しかった。今年からは、特別支援担当だが、特支の子ども達にとっても、大変有り難い話であったと思う。全ての子どものスタートラインを揃え視点を与えて見方、考え方を養う素晴らしいスキルを教えていただいた。