守谷市立守谷小学校:校内研
1 期日
2024年5月29日(水)
2 参加者
児童33名
職員60名
3 内容
①飛び込み授業 基礎的読解力指導~物語のあらすじをつかむ~
5年生 東京書籍 物語「世界でいちばんやかましい音」
②講演会 「全国学力・学習状況調査の分析と授業改善の視点」
4 感想
・授業前から椿原先生が、子供たちにどのようなコミュニュケーションを取るのかも見たく早い時間から教室にお邪魔させていただきました。自分は生徒指導という立場で多くの子供たちと接する機会が多くあります。先生は笑顔と会話から子供たちの心を開いていたように感じました。
授業に関することでいえば、2点あります。
1点目はスモールステップ、確認とフィードバックの多さです。
スモールステップは全ての子供が安心して学者に臨めるための手段なのかと思いました。守谷小学校では、ユニバーサルデザインの考え方に力を入れている学校だと思い、自分も板書やプリント作成の時には、意識をしていました。しかし、スモールステップは、子供のできたが多く生まれる手段の様に改めて思いました。それこそが1人も取り残さない授業に繋がるのかと思いました。
1人1人と向き合うことのできる確認、それに伴うフィードバック、それこそ子供と接するいい機会だと感じました。また、先生の視線に着目してフィードバックの様子を拝見していると目線を合わせてる様子、次に見てもらうこの目線なんかも気にしてらっしゃるのかなと感じました。
2点目は線と丸です。
こちらに関しては、誰でも真似できるいい方法だと感じました。私も常に良いものを子供に提供したいと教育雑誌やネットからの様々な文献を読むことがあるのですが、数値先生の講演会を聞いていると成果をしっかり提示してくださるので、より一層やる価値があるなと実感しました。
・授業では、まず、学習に参加しようとする児童の姿が非常に印象に残りました。全員がパッと指差したり、全員の視線が一カ所に集まったり、学級のみんなが学習に参加している姿を目の前で見て、目指したい児童の姿の具体的なイメージを学びました。また、授業のテンポ・リズムも体感しました。確認・丸付け・見る・統率・褒めるの一つ一つを実践に移せるようにしたいです。たくさんのことを学ばせていただきました。
・自分の授業の見つめ直すために、録画や録音をしてみようと思います。また、学級の中での児童の見取り方、褒めるターゲット等を意識していきたいと思いました。
授業における子供たちへの向き合い方やリズム・テンポの大切さを中心に多くのことを学ぶことができました。2年目で見落としてしまうものが多いのでしっかり「見る」ことを意識して努めていきたいです。
・リズムをよくするために、言葉を削る。自分の授業の文字起こしと、削れる言葉のチェック。誰一人取り残さないための確認。学年で決めた「無意識にできるようにすること」を共有してもらう。褒めるために確認する。書籍「教師の技を科学する」「教師の技 研究の最前線」を読み実践する。私は、英語の教師で、テンポをよくするにはどうすればいいかと悩んでいました。でも、授業参観をして、児童への指示を短く、少なくし、確認をこまめにすることで、テンポがよくなると思いました。また、児童の知識・技能のインプットをさせるために、「統率」は重要であることを改めて実感すると同時に、普段授業を行っている学級だったので、この児童はこんなにできるのか!と力のなさを実感しました。
・子供たち一人一人を置いていかないために確認すること、褒めることなど授業の中の細かい工夫で児童の学習意欲は高めることができることを学びました。明日からできることがたくさんあるので、今日吸収したことを明日からの授業に少しずつと取り入れていこうと思います。
・授業では、発表する児童は、緊張した分だけ成長できる。といったお言葉が沁みました。子供たちに還元していきたいです。また、学力<資質能力、2-6-2の6を大切にする、語彙の指導、線でつなぐ、あなたなら問題、まとめを書けるようにするには、等々、たくさん勉強になりました。