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実績紹介

栗原市立築館小学校・築館中学校:校内研

1 期日

2023年11月21日(火)

2 参加者

児童生徒170人
教職員70人

3 内容

第1部:示範授業
築館小学校(3学年全員70人  国語:もちもちの木)
築館中学校(2学年全員100人 国語:R5全国学テ問題3⃣)

第2部:講演
「読解力は『図読法』でつける」

4 感想

1 示範授業の感想
□(校種は無記入、教職35年以上)
小学3年生: 「持ち物を確認すること」「姿勢を整えて学習すること」「基本を確認してから取り組ませること」など再認識できました。全員で声を出して発表することも身に付く良い手立てと改めて感じました。
中学2年生:答えの構造に当てはめて、説明文を完成させることに感心しました(図読法)。必要なことを明示すれば、生徒はしっかり答えを導き出すことできる、ということが分かりました。
□(中学校又は後期課程、教職35年以上)
示範授業、ありがとうございました。「環境整備の大切さ」を改めて感じました。「机上には必要なものしか置かない」などは、基本中の基本なんだと原点に戻していただきました。そのほかにもたくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
□(中学校又は後期課程、教職30~35年未満)
示範だけあって、場を支配していました。「簡明な指示」「早口」「時折混ぜ込むPoint」「作業を認める言葉掛け」などで、生徒の脳内を一気に講師のペースに持っていっていました。
生徒も緊張感を持って、「これはやらなくてはいけない」というペースに乗っていました。午前中の小学校の授業を見ることができませんでしたので、単純比較はできませんが、「やることがはっきりしている」「指示が短い」「一つ一つの作業が明確」などにより、生徒は集中せざるを得ない環境に置かれていたと思います。生徒に「やりきった感」はあったと思います。
□(中学校又は後期課程、教職30~35年未満)
生徒が集中して取り組んでいたと思います。先生のテンポのよい指示・発問は周到な準備と熟練の技術・タイミングが素晴らしかったです。
生徒はこんなにできるのか!?と驚くとともに、自分の未熟さ、至らなさを恥ずかしくなりました。ちょっと真似してみようと思います。
□(中学校又は後期課程、教職30~35年未満)
学テの国語問題の回答を、子供たちと一緒に行い、自分自身の読解力の無さにショックを受けた。また、最近の学テの出題傾向も理解できた。
□(小学校又は前期課程、教職10~15年未満)
「的確で端的な指示」が子供たちに分かりやすく、今日初めて出会う子供たちも椿原先生の指示どおり動けていただので、今後の実践に生かしたいです。採用されて間もない時期にこそ、このような示範授業を見せていただければよいと考えました。
□(中学校又は後期課程、教職5~10年未満)
「全員が参加している」と感じる授業でした。テンポの良さ(速さ)が生徒に余計なことをさせず、集中させることができていた要因だと思った。「緊張が成長につながる」の言葉に生徒が積極的に取り組み、発表する姿に、磨かれた言葉一つ一つの重み、大切さを体感しました。
□(中学校又は後期課程、教職5~10年未満)
生徒がすんなりと文章を読み解き、読解力を身につけていく様子に椿原先生の読解法の分かりやすさ・凄さを実感しました。私自身、小中高と国語や現代文の授業には違和感を感じることがほとんどでした。その物語や説明文でしか通用しない読み取り、初見の文章には使えない・汎用性の低い読み取りに嫌気が差していた記憶があります。今回の示範授業を「私が子供の時に受けてみたかった」と思いました。ありがとうございました。
□(中学校又は後期課程、教職5~10年未満)
指導スキルの次の①~⑤は、国語だけでなく全教科で活用できると思いました。
① 「指示」の後は、必ず、できているかを「確認」する
② 「緊張した時だけでしか、人は成長しない(緊張場面で人は成長する)」と伝え励ます
③ 「教師の指導・例示」→「全体での発表・確認」→「個人発表・褒める」まで行うこと
※ とかく「全体での発表・確認」で止まっている。「個人発表」の場を設けることで緊張し、伸びる。
④ (時間)空白をつくらず、テンポよく進める
⑤ 視覚的に分かりやすくさせる (文章中の情報を整理する手立て(図読法)を取り入れる)
□(中学校又は後期課程、教職3~5年未満)
「図読法」、とても興味深いものでした。
□(中学校又は後期課程、教職3年未満)
示範授業生徒の担当学年教員ですが、普段の授業の様子とは違い(取組方など)、生徒たちの可能性を感じました。教師の「指示の出し方」「認め方・褒め方のタイミング、言葉、仕草」などとても参考になりました。
□(小学校又は前期課程、教職3年未満)
「図読法」「子供たちへの指示」など大変参考になりました。
□(中学校又は後期課程、教職年数は無記入)
普段とは違う環境で生徒たちも緊張していたと思いますが、頑張って授業についていこうとしている姿が印象的でした。学校の授業ではなかなか発表しない生徒も示範授業での発表場面で頑張っていました。きっと「確認」が効いていると思いました。自分が授業をしていく中でも「確認」を大切にしていきたいと思います。

2 講演の感想
□(中学校又は後期課程・ 教職3年未満)
教育について改めて考えさせられました。授業づくりについて勉強していきます。
□(教職35年以上)
「新・図読法」について、初めて教えていただきました。「5%の授業改善」「あなたなら問題」・・・・少しずつ取り入れてみようと思います。
□(中学校又は後期課程、教職30~35年未満)
授業スキルについて学ぶことが多くあった。そして同時に、自分自身の長年の指導方法で間違いではなかったんだという確信も持てた。
何よりも「教壇に立つ覚悟」という部分で、自分自身の勉強、教材研究不足を痛感した。退職まで数年・・・・・もう少し頑張ろうと思った。
□(中学校又は後期課程、教職30~35年未満)
自分が国語科教員ということもあり、今日の示範授業や講演は「日々の授業改善に生かしたいこと」ばかりでした。自分の悪しき習慣から脱却せず、漫然と授業をしていることを猛省する時間となりました。「丸つけ」「褒めること」「みえ(何をどう見るか)」を意識して取り組みたいと思います。
□(中学校又は後期課程、教職30~35年未満)
「これまでの自分の指導、これからの指導」「若手に話すこと」など、整理することができました。ありがとうございました。
□(中学校又は後期課程、教職5~10年未満)
次の①~⑦を授業で実践し、一人も取り残さない授業をしていきたいです。
①説明文を正しく読解することの大切さ
②「確認」「丸つけ」「目線」「褒める」
③一斉授業しっかりできなければ探究は無理
④例示→全員→一人一人にさせる(緊張場面=伸びる場面を設ける)
⑤ペア学習は体を向き合わせ行わせる
⑥教師が話す無駄な言葉を削り、リズムとテンポをよくする
⑦身につけさせたい力は毎日扱う
□(中学校又は後期課程、教職5~10年未満)
自分には、まだまだ学ばなければいけない技術や知識がたくさんある!と思いました。まずは学習指導要領とその解説書をよく読み、自分の中カに落とし込みたいと思いました。ありがとうございました。
□(中学校又は後期課程、教職5~10年未満)
「図読法」のお話を聞き、実際に授業でやってみたいと思いました。視点を変えるだけで、考えの幅が広がるとイメージできました。
□(小学校又は前期課程、教職3年未満)
「5%の授業改善」を目指して、工夫していきたいと思います。
□(小学校又は前期課程、教職5~10年未満)
国語科の授業だけでなく、他教科でも活用できる考え方でした。とても勉強になりました。
□(小学校又は前期課程、教職5~10年未満)
「授業の進め方」「取り組むべき授業改善の方向」が示された講演でした。現在、私は低学年の担任をしていますが、「子供へのアプローチの重要性を感じました。「今、直ぐにでも、できること、しなければばらないこと」を見直し、実践に生かしたいです。
□(中学校又は後期課程、教職3~5年未満)
授業だけでなく、学級経営にも生かすことができると思いました。「道徳」の授業で、(心情を尋ねること中心から)、行動を尋ねる発問から入っていくことをやってみようと思います。そして、何より「褒めることを意識する」を続けていこうと思います。ありがとうございました。

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