守谷市立愛宕中学校:校内研
1 期日
2024年10月17日(金)
2 参加者
生徒33名
教員40名
3 内容
①師範授業 2年生国語「さよならホームラン」
②授業相談会
③講演会「次期学習指導要領の肝『学習意欲』」
4 感想
・学習指導は生活指事であり、全てがそこに繋がることが分かりました。教員は授業準備を全部やる、手を抜かず努めることを改めて勉強させていただきました。国話の授業の要である話や読解の術も教えていただきありがとうございました。次期学習指導要領に向けて、自身の授業を改善・向上させていきたいです。
・椿原先生の授業はスピード感があり、生徒全員が参加型で引き込まれていました。図読法を活用して物語の読み取りがスムーズに行われており、生徒たちの理解が高まっていると感じました。生徒がスキルを身に付けさせるためには、どうしたら良いのかを考えながら教材研究を行っていきたいと思います。
・テンポよく子供たちと授業を行う雰囲気、笑顔の中にあるほどよい緊張感、とても勉強になりました。以前、小学校での授業を参観させていただきましたが、「中学生でもやることは一緒」ということを学びました。最初にどのようなゴールを生徒に見せてあげられるか、学習の必要性についても教えていくことが自分には必要だと思いました。言葉を選び、無駄をなくすこともやっていきたいです。
・探究型というと、全てを生徒にまかせるというイメージを抱いていましたが、考え方のトレーニングなど学ぶべきことはきちんと押さえ、その中で自分なりの学びを深めていくことが大切だと感じました。テンポの良い規律のある授業だと緊張感があり、脳が働いているということを実感でき、子供が自分の力を最大に使おうとしていることがうれしく感じました。子ども達にも授業で、このような感覚を味わってもらえるよう教材研究に励んで参ります。
・「できない」「わからない」という生徒からの発言は、教員の責任だと改めて感じました。生徒が「学びたい」「知りたい」「~したい」と思えるように教材研究を行いたいと思います。
椿原先生のようにテンポのよい、そして「やってみよう」と思える授業展開をしていきたいです。
・新聞、ネット情報の読み方についてが興味深かったです。様々な情報が溢れる今だからこそ、必要な力で身に付けないといけない力だと思いました。私の担当する数学では「データの活用」の分野においてデータを収集、分析し、傾向を読み取ったり、批判的に考察したりする学習をします。こちらも子どもたちが社会に出た時に必要になってくる力だと思うので、今日の講演を参考にしながらポイントを押さえた指導をしていきたいです。
・テンポよく進む授業で50分があっという間でした。普段は授業中ボーッとしている生徒が、集中してノートをとったり、話を聞いたりしている姿に驚きました。椿原先生の話術にはパワーがあるのだなと感じました。以前は私は小学校に勤めており、その時に教科書に指を置かせたり丸をつけさせたりしていました。最近は中学校ということもあり、そのようなことはやっていませんでしたが、中学生でも指や丸の手段も有効なのだとわかりました。次の授業でやってみようと思います。貴重な経験をありがとうございました。
・情報を活用する力を育成するために、鵜呑みにしてはいけないのは何なのかを明確に教えなければならない。そのために本物の課題を与える必要があることがわかりました。そのための事前準備が大切で、ここで生徒が意欲をもって学習にむかえるかどうかにかかわるということが特に心に残りました。明日からの授業づくりにすぐに生かせるお話をいただきました。ありがとうございました。
・数学科担当ですが、教材研究を十分に行い、資料を精査すること、提示する資料をねらいに合ったものにすることが、生徒の学習をより効率的にし、ねらいに迫れることを実感しました。
・英語科を担当しています。文章の読みとりの中に「図読」の考え方を英語でも取り入れていきたいと感じています。特に中学校3年生が扱う400話程度の長文をイメージをもって読み、深めていく際に有効だと思います。早速、次の単元から試していきたいと思います。
・スキルをトレーニングする時間は、授業の時間を5分短くし、空いた時間でこつこつやっていくことが大切だと分かった。春のうたの「くも」が空の雲か虫のくもか分かれる授業は、人によって解釈が違ってとてもおもしろかったです。なぜ、そう思うのか根拠を見つけることや資料も自分の好きなものを選んで良いことなど新鮮に感じました。
・よく調べ学習の時には、「1つだけのサイトだけでなく、複数のサイトを比較して、正しい情報を判断するんだよ」と言うことがあるのですが、ただ言うだけではなく、どのように比較するトレーニングが必要であるかが分かりました。情報の読み取り方も、ただ生徒に丸投げするのではなくその方法までを指導し、トレーニングしていくことが大切であることが分かりました。
・テンポ良くどんどん進むので、時間があっという間でした。生徒も積極的に発売しており、とても印象的でした。
・授業がテンポよく、子どもたちにひまな時間を与えないので、全員が参加することができている素晴らしい授業だと感じました。自分の授業でも参考にしていきたいです。また、新聞記事の正しい読み方がとてもおもしろかったです。
今までの自分は、色々な情報におどらされていたんだな…とおどろきました。
・図でまとめていく過程を生徒が一生懸命やっていましたが。見ている私も楽しかったです。小学校の国語でも取り入れられると思います。小学校に戻った際に実践しようと思います。ありがとうございました。
・授業のテンポ感の大切さを感じました。教員側のアプローチ次第で生徒たちの意欲や学加の向上 に大きな変化があるのだと再確認しました。ありがとうございました。
・情報の正しい読み取りについて、たくさんの情報があふれている中、自分の頭で考え選択することの大切さを再確認することができた。教師側にも正しい情報を提供すること、生徒も全ての情報を鵜呑みにするのではなく根拠を持って、選択する力をつけられるように関わっていきたい。
・「春のうた」における”おおきなくも”の課題から探究的な学びを視覚的・能動的に取り組むことができたことは貴重な体験でした。